ٱلَّذِینَ یُقِیمُونَ ٱلصَّلَوٰةَ وَیُؤۡتُونَ ٱلزَّكَوٰةَ وَهُم بِٱلۡـَٔاخِرَةِ هُمۡ یُوقِنُونَ ﴿٤﴾
(彼らは)礼拝を遵守*し、浄財*を払い、そして来世をこそ、まさに確信する者たち。
أُوْلَـٰۤىِٕكَ عَلَىٰ هُدࣰى مِّن رَّبِّهِمۡۖ وَأُوْلَـٰۤىِٕكَ هُمُ ٱلۡمُفۡلِحُونَ ﴿٥﴾
それらの者たちは、その主*の導きの上にあり、それらの者たちこそは成功者である。
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن یَشۡتَرِی لَهۡوَ ٱلۡحَدِیثِ لِیُضِلَّ عَن سَبِیلِ ٱللَّهِ بِغَیۡرِ عِلۡمࣲ وَیَتَّخِذَهَا هُزُوًاۚ أُوْلَـٰۤىِٕكَ لَهُمۡ عَذَابࣱ مُّهِینࣱ ﴿٦﴾
人々の中には、知識もなくアッラー*の道から迷わせ、(アッラー*の御徴を)嘲笑の的とすべく、下らない話¹を買う者がいる。それらの者たち、彼らにこそ屈辱の懲罰があるのだ。
وَإِذَا تُتۡلَىٰ عَلَیۡهِ ءَایَـٰتُنَا وَلَّىٰ مُسۡتَكۡبِرࣰا كَأَن لَّمۡ یَسۡمَعۡهَا كَأَنَّ فِیۤ أُذُنَیۡهِ وَقۡرࣰاۖ فَبَشِّرۡهُ بِعَذَابٍ أَلِیمٍ ﴿٧﴾
そして、われら*の御徴が読誦されたときには、まるでそれを聞かなかったかのように、あたかもその両耳に重しがあるかのように¹して、高慢にも立ち去った。ならば彼には、痛ましい懲罰の吉報を告げよ²。
إِنَّ ٱلَّذِینَ ءَامَنُواْ وَعَمِلُواْ ٱلصَّـٰلِحَـٰتِ لَهُمۡ جَنَّـٰتُ ٱلنَّعِیمِ ﴿٨﴾
本当に信仰し、正しい行い*を行う者たち、彼らには安寧の楽園がある。
خَـٰلِدِینَ فِیهَاۖ وَعۡدَ ٱللَّهِ حَقࣰّاۚ وَهُوَ ٱلۡعَزِیزُ ٱلۡحَكِیمُ ﴿٩﴾
彼らはそこに永遠に留まる。アッラー*の真実のお約束。かれは偉力ならびない*お方、英知あふれる*お方。
خَلَقَ ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ بِغَیۡرِ عَمَدࣲ تَرَوۡنَهَاۖ وَأَلۡقَىٰ فِی ٱلۡأَرۡضِ رَوَ ٰسِیَ أَن تَمِیدَ بِكُمۡ وَبَثَّ فِیهَا مِن كُلِّ دَاۤبَّةࣲۚ وَأَنزَلۡنَا مِنَ ٱلسَّمَاۤءِ مَاۤءࣰ فَأَنۢبَتۡنَا فِیهَا مِن كُلِّ زَوۡجࣲ كَرِیمٍ ﴿١٠﴾
アッラー*は諸天を、いかなる柱もなしにお創りになった。あなた方は、それを目にしている¹。また、かれは大地に、それがあなた方と共に揺れ動かないよう、堅固な山々を投げ入れられ、そこに地を歩むあらゆる生物を散開させられた。そしてわれら*²は天から(雨)水を降らせ、そこ(大地)にあらゆる貴い種類のものを生育させたのだ。
هَـٰذَا خَلۡقُ ٱللَّهِ فَأَرُونِی مَاذَا خَلَقَ ٱلَّذِینَ مِن دُونِهِۦۚ بَلِ ٱلظَّـٰلِمُونَ فِی ضَلَـٰلࣲ مُّبِینࣲ ﴿١١﴾
これがアッラー*の創造である。ならば(シルク*の徒よ)、彼以外の者たちが創ったものを、私に見せてみよ。いや、不正*者たちは紛れもない迷妄の中にあるのだ。
وَلَقَدۡ ءَاتَیۡنَا لُقۡمَـٰنَ ٱلۡحِكۡمَةَ أَنِ ٱشۡكُرۡ لِلَّهِۚ وَمَن یَشۡكُرۡ فَإِنَّمَا یَشۡكُرُ لِنَفۡسِهِۦۖ وَمَن كَفَرَ فَإِنَّ ٱللَّهَ غَنِیٌّ حَمِیدࣱ ﴿١٢﴾
われら*は確かに、ルクマーン¹に英知²を授け(、こう言っ)た。「アッラー*に(その恩恵に対して)感謝せよ。感謝するならば、彼は自分自身を益するために感謝するに外ならないのであり、恩知らずになるのであれば、実にアッラー*は(そのような者の感謝を必要とはされない)満ち足りた*お方、称賛されるべき*お方なのである」。
وَإِذۡ قَالَ لُقۡمَـٰنُ لِٱبۡنِهِۦ وَهُوَ یَعِظُهُۥ یَـٰبُنَیَّ لَا تُشۡرِكۡ بِٱللَّهِۖ إِنَّ ٱلشِّرۡكَ لَظُلۡمٌ عَظِیمࣱ ﴿١٣﴾
(使徒*よ、)ルクマーンがその息子に、彼を戒めつつ、(こう)言った時のこと(を思い起こさせよ)。「我が息子よ、アッラー*に対してシルク*を犯すのではない。本当にシルク*はまさしく、この上ない不正*なのだから」。
وَوَصَّیۡنَا ٱلۡإِنسَـٰنَ بِوَ ٰلِدَیۡهِ حَمَلَتۡهُ أُمُّهُۥ وَهۡنًا عَلَىٰ وَهۡنࣲ وَفِصَـٰلُهُۥ فِی عَامَیۡنِ أَنِ ٱشۡكُرۡ لِی وَلِوَ ٰلِدَیۡكَ إِلَیَّ ٱلۡمَصِیرُ ﴿١٤﴾
ーーわれら*は人間に、両親に対して(孝行を)命じた¹。彼の母親は、衰弱の上に衰弱を重ねて、彼を身ごもったのである。そして乳離れ(まで)は、二年かかるのだ。(われらは言った)。「われに感謝せよ。そしてあなたの両親に。われにこそ行先があ(り、そこでわれは全ての者に応報す)るのだから。
وَإِن جَـٰهَدَاكَ عَلَىٰۤ أَن تُشۡرِكَ بِی مَا لَیۡسَ لَكَ بِهِۦ عِلۡمࣱ فَلَا تُطِعۡهُمَاۖ وَصَاحِبۡهُمَا فِی ٱلدُّنۡیَا مَعۡرُوفࣰاۖ وَٱتَّبِعۡ سَبِیلَ مَنۡ أَنَابَ إِلَیَّۚ ثُمَّ إِلَیَّ مَرۡجِعُكُمۡ فَأُنَبِّئُكُم بِمَا كُنتُمۡ تَعۡمَلُونَ ﴿١٥﴾
そして(信仰者の息子よ、)もし彼ら二人が、あなたが(崇拝*の正当性について)何も知らないものをわれに並べるべく、あなたに執拗に迫ってきたならば、彼らに従うのではない¹。また現世において、彼らに適切な形²で同伴せよ。そしてわれによく(悔悟して)立ち返る者の道³に従うのだ。それからわれにこそ、あなた方の帰り所があるのであり、われは自分たちが(現世で)行っていたことについて、あなた方に告げ聞かせるのである」ーー。
یَـٰبُنَیَّ إِنَّهَاۤ إِن تَكُ مِثۡقَالَ حَبَّةࣲ مِّنۡ خَرۡدَلࣲ فَتَكُن فِی صَخۡرَةٍ أَوۡ فِی ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ أَوۡ فِی ٱلۡأَرۡضِ یَأۡتِ بِهَا ٱللَّهُۚ إِنَّ ٱللَّهَ لَطِیفٌ خَبِیرࣱ ﴿١٦﴾
(ルクマーンは言った。)「我が息子よ、実にそれが(悪行であれ、善行であれ)、たとえ芥子種一粒の重さ(ほどのもの)であり、岩の中にあったとしても、または諸天(のどこか)、あるいは大地(のどこか)にあったとしても、アッラー*は(復活の日*)それを持ち出してこられ(、秤におかけにな)るのだ。本当にアッラーはまさしく、霊妙な*お方、(全てに)通暁されたお方なのだから。¹
یَـٰبُنَیَّ أَقِمِ ٱلصَّلَوٰةَ وَأۡمُرۡ بِٱلۡمَعۡرُوفِ وَٱنۡهَ عَنِ ٱلۡمُنكَرِ وَٱصۡبِرۡ عَلَىٰ مَاۤ أَصَابَكَۖ إِنَّ ذَ ٰلِكَ مِنۡ عَزۡمِ ٱلۡأُمُورِ ﴿١٧﴾
我が息子よ、礼拝を遵守*し、善事を命じ、悪事を禁じよ¹。そしてあなたに降りかかったことにおいて、忍耐*するのだ。本当にそれこそは、決意を固めるべき事柄の内の者である。
وَلَا تُصَعِّرۡ خَدَّكَ لِلنَّاسِ وَلَا تَمۡشِ فِی ٱلۡأَرۡضِ مَرَحًاۖ إِنَّ ٱللَّهَ لَا یُحِبُّ كُلَّ مُخۡتَالࣲ فَخُورࣲ ﴿١٨﴾
また、あなたの頬を(高慢さから斜に構えて)人々に向けてはならず、大地を得意然として歩いてはならない。本当にアッラー*は尊大ぶった高慢ちきな者をお好みにはならないのだから。
وَٱقۡصِدۡ فِی مَشۡیِكَ وَٱغۡضُضۡ مِن صَوۡتِكَۚ إِنَّ أَنكَرَ ٱلۡأَصۡوَ ٰتِ لَصَوۡتُ ٱلۡحَمِیرِ ﴿١٩﴾
また、あなたの歩みにおいて節度を保ち¹、自分の声を抑えよ。実に最も嫌な声とは、まさしくロバの声なのだから²」。
أَلَمۡ تَرَوۡاْ أَنَّ ٱللَّهَ سَخَّرَ لَكُم مَّا فِی ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ وَمَا فِی ٱلۡأَرۡضِ وَأَسۡبَغَ عَلَیۡكُمۡ نِعَمَهُۥ ظَـٰهِرَةࣰ وَبَاطِنَةࣰۗ وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن یُجَـٰدِلُ فِی ٱللَّهِ بِغَیۡرِ عِلۡمࣲ وَلَا هُدࣰى وَلَا كِتَـٰبࣲ مُّنِیرࣲ ﴿٢٠﴾
(人々よ、)一体あなた方は、アッラー*があなた方に諸天にあるものと大地にあるものを仕えさせられ、かれの露わな、そして密かな恩恵¹を、あなた方に全うされたのを見ないのか?人々の中には、知識も導きも光明の書²もないのに、アッラー*(の唯一性*)について(盾突いて)議論する者がいる。
وَإِذَا قِیلَ لَهُمُ ٱتَّبِعُواْ مَاۤ أَنزَلَ ٱللَّهُ قَالُواْ بَلۡ نَتَّبِعُ مَا وَجَدۡنَا عَلَیۡهِ ءَابَاۤءَنَاۤۚ أَوَلَوۡ كَانَ ٱلشَّیۡطَـٰنُ یَدۡعُوهُمۡ إِلَىٰ عَذَابِ ٱلسَّعِیرِ ﴿٢١﴾
また、彼らに「アッラー*が(預言者*ムハンマド*に)下されたものに従え」と言われれば、彼らは(こう)言った。「いや、私たちは、私たちが見出した自分たちのご先祖様のやり方¹に従う」。一体、シャイターン*が彼らを烈火の懲罰へと招いているというのに、(彼らはそうするの)か?
۞ وَمَن یُسۡلِمۡ وَجۡهَهُۥۤ إِلَى ٱللَّهِ وَهُوَ مُحۡسِنࣱ فَقَدِ ٱسۡتَمۡسَكَ بِٱلۡعُرۡوَةِ ٱلۡوُثۡقَىٰۗ وَإِلَى ٱللَّهِ عَـٰقِبَةُ ٱلۡأُمُورِ ﴿٢٢﴾
誰であろうと、善を尽くす者*でありつつ、アッラー*のみに顔を向けて服従する者¹、その者は堅固な取っ手を確かに握り締めたのである。そしてアッラー*にこそ、物事の結末は属するのだ。
وَمَن كَفَرَ فَلَا یَحۡزُنكَ كُفۡرُهُۥۤۚ إِلَیۡنَا مَرۡجِعُهُمۡ فَنُنَبِّئُهُم بِمَا عَمِلُوۤاْۚ إِنَّ ٱللَّهَ عَلِیمُۢ بِذَاتِ ٱلصُّدُورِ ﴿٢٣﴾
また(使徒*よ)、不信仰に陥った者*がいても、その不信仰があなた¹を悲しませるようなことがあってはならない。(復活の日*、)われら*にこそ彼らの帰り所はあり、われら*は彼らに自分たちが行ったことを告げ聞かせ(、それに報いを与え)るのだから。本当にアッラー*は、胸中をご存知になるお方なのである。
نُمَتِّعُهُمۡ قَلِیلࣰا ثُمَّ نَضۡطَرُّهُمۡ إِلَىٰ عَذَابٍ غَلِیظࣲ ﴿٢٤﴾
われら*は彼らを(現世で)少し楽しませ、それから(復活の日*)荒々しい懲罰へと、彼らを無理強いする。
وَلَىِٕن سَأَلۡتَهُم مَّنۡ خَلَقَ ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ وَٱلۡأَرۡضَ لَیَقُولُنَّ ٱللَّهُۚ قُلِ ٱلۡحَمۡدُ لِلَّهِۚ بَلۡ أَكۡثَرُهُمۡ لَا یَعۡلَمُونَ ﴿٢٥﴾
また(使徒*よ)、もしもあなたが彼ら(シルク*の徒)に「諸天と大地を創造されたのは、誰か?」と尋ねれば、彼らはきっと(こう)言う。「アッラー*である」。言ってやれ。「(彼らの誤りを、彼ら自身に証明させた)アッラー*に称賛*あれ」。いや、彼らの大半は知らないのだ。
لِلَّهِ مَا فِی ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ وَٱلۡأَرۡضِۚ إِنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلۡغَنِیُّ ٱلۡحَمِیدُ ﴿٢٦﴾
アッラー*にこそ、諸天と大地にあるものは属する。本当にアッラー*は満ち足りた*お方、称賛されるべき*お方。
وَلَوۡ أَنَّمَا فِی ٱلۡأَرۡضِ مِن شَجَرَةٍ أَقۡلَـٰمࣱ وَٱلۡبَحۡرُ یَمُدُّهُۥ مِنۢ بَعۡدِهِۦ سَبۡعَةُ أَبۡحُرࣲ مَّا نَفِدَتۡ كَلِمَـٰتُ ٱللَّهِۚ إِنَّ ٱللَّهَ عَزِیزٌ حَكِیمࣱ ﴿٢٧﴾
そして、もし大地にある(全ての)木が筆となり、(水がインクと化した)海があって、その(インクが尽きた)後を、七つの海が(インクで)補充したとしても、アッラー*の御言葉は書き尽くせなっただろう¹。本当にアッラー*は、偉力ならびない*お方、英知あふれる*お方。
مَّا خَلۡقُكُمۡ وَلَا بَعۡثُكُمۡ إِلَّا كَنَفۡسࣲ وَ ٰحِدَةٍۚ إِنَّ ٱللَّهَ سَمِیعُۢ بَصِیرٌ ﴿٢٨﴾
(人々よ、アッラー*にとって)あなた方の創造と、あなた方の復活は、人間一人(の創造と復活)のような(容易い)もの。本当にアッラー*はよくお聞きになるお方、よくご覧になるお方。
أَلَمۡ تَرَ أَنَّ ٱللَّهَ یُولِجُ ٱلَّیۡلَ فِی ٱلنَّهَارِ وَیُولِجُ ٱلنَّهَارَ فِی ٱلَّیۡلِ وَسَخَّرَ ٱلشَّمۡسَ وَٱلۡقَمَرَۖ كُلࣱّ یَجۡرِیۤ إِلَىٰۤ أَجَلࣲ مُّسَمࣰّى وَأَنَّ ٱللَّهَ بِمَا تَعۡمَلُونَ خَبِیرࣱ ﴿٢٩﴾
(使徒*よ、)一体あなたは、アッラー*が夜を昼にお入れになり、昼を夜にお入れになる¹のを見ないのか?また、かれが太陽と月ーー(その)いずれも、定められた時期(である復活の日*)まで運行し続けるーーを仕えさせられたのを?また、アッラー*があなた方の行うこと(全てに)通暁されているのを?
ذَ ٰلِكَ بِأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلۡحَقُّ وَأَنَّ مَا یَدۡعُونَ مِن دُونِهِ ٱلۡبَـٰطِلُ وَأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلۡعَلِیُّ ٱلۡكَبِیرُ ﴿٣٠﴾
それはアッラー*こそが真理であり、彼ら(シルク*の徒)が、かれを差しおいて祈っているものが、虚妄であるため。そしてアッラー*こそが、至高の*お方、大いなる*お方であるためなのだ。
أَلَمۡ تَرَ أَنَّ ٱلۡفُلۡكَ تَجۡرِی فِی ٱلۡبَحۡرِ بِنِعۡمَتِ ٱللَّهِ لِیُرِیَكُم مِّنۡ ءَایَـٰتِهِۦۤۚ إِنَّ فِی ذَ ٰلِكَ لَـَٔایَـٰتࣲ لِّكُلِّ صَبَّارࣲ شَكُورࣲ ﴿٣١﴾
一体あなたは、船が(創造物に対する)アッラー*の恩恵と共に、海を進むのを見ないのか?(それは)かれが、その御徴¹のいくつかをあなた方にお見せになるため。本当にそこにはまさしく、忍耐*強く感謝深い全ての者²への御徴がある。
وَإِذَا غَشِیَهُم مَّوۡجࣱ كَٱلظُّلَلِ دَعَوُاْ ٱللَّهَ مُخۡلِصِینَ لَهُ ٱلدِّینَ فَلَمَّا نَجَّىٰهُمۡ إِلَى ٱلۡبَرِّ فَمِنۡهُم مُّقۡتَصِدࣱۚ وَمَا یَجۡحَدُ بِـَٔایَـٰتِنَاۤ إِلَّا كُلُّ خَتَّارࣲ كَفُورࣲ ﴿٣٢﴾
また、波が雲のように彼ら(シルクの徒)を覆(い、溺死の恐怖が襲)えば、彼らはアッラーだけに真摯に崇拝行為を捧げつつ、祈るのである¹。そしてかれが彼らを陸にお救いになれば、彼らの中にはいい加減な者²もいる。われら*の御徴を否定するのは、あらゆる無節操で不信心この上ない者のみなのだ。
یَـٰۤأَیُّهَا ٱلنَّاسُ ٱتَّقُواْ رَبَّكُمۡ وَٱخۡشَوۡاْ یَوۡمࣰا لَّا یَجۡزِی وَالِدٌ عَن وَلَدِهِۦ وَلَا مَوۡلُودٌ هُوَ جَازٍ عَن وَالِدِهِۦ شَیۡـًٔاۚ إِنَّ وَعۡدَ ٱللَّهِ حَقࣱّۖ فَلَا تَغُرَّنَّكُمُ ٱلۡحَیَوٰةُ ٱلدُّنۡیَا وَلَا یَغُرَّنَّكُم بِٱللَّهِ ٱلۡغَرُورُ ﴿٣٣﴾
人々よ、あなた方の主*を畏れ*よ。また、父親が自分の子を益することがなく、子どももまた、その父親に対して少しの役にも立つことがない(復活の)日*を恐れよ。本当にアッラー*のお約束は真実なのだ。ならば決して、現世の生活があなた方を欺いたり、欺く者¹があなた方を、アッラー*において欺いたりすることがあってはならない。
إِنَّ ٱللَّهَ عِندَهُۥ عِلۡمُ ٱلسَّاعَةِ وَیُنَزِّلُ ٱلۡغَیۡثَ وَیَعۡلَمُ مَا فِی ٱلۡأَرۡحَامِۖ وَمَا تَدۡرِی نَفۡسࣱ مَّاذَا تَكۡسِبُ غَدࣰاۖ وَمَا تَدۡرِی نَفۡسُۢ بِأَیِّ أَرۡضࣲ تَمُوتُۚ إِنَّ ٱللَّهَ عَلِیمٌ خَبِیرُۢ ﴿٣٤﴾
本当にアッラー*、かれの御許にこそ、(復活の日*の)その時の知識がある。またかれは慈雨をお降らしになり、子宮の中にあるものをご存知になる。そしていかなる者も、自分が明日かせぐことになるものを知らず、いかなる者も、自分がいずこの地で死ぬことになるかを知らないのだ。本当にアッラー*は、全知者、(全てに)通暁されるお方。¹