وَٱلنَّجۡمِ إِذَا هَوَىٰ ﴿١﴾
星¹にかけて(誓う)。それが、落ち(て消え)た時。²
وَهُوَ بِٱلۡأُفُقِ ٱلۡأَعۡلَىٰ ﴿٧﴾
空の向こうの最も高いところに¹。
فَأَوۡحَىٰۤ إِلَىٰ عَبۡدِهِۦ مَاۤ أَوۡحَىٰ ﴿١٠﴾
そしてかれ(アッラー*)は、かれが(ジブリール*に)啓示したことを、その僕に啓示した¹。
وَلَقَدۡ رَءَاهُ نَزۡلَةً أُخۡرَىٰ ﴿١٣﴾
彼(使徒*)は確かに、彼(ジブリール*)をもう一度、目にした。¹
عِندَ سِدۡرَةِ ٱلۡمُنتَهَىٰ ﴿١٤﴾
最果てのスィドラ¹のもとで。
إِذۡ یَغۡشَى ٱلسِّدۡرَةَ مَا یَغۡشَىٰ ﴿١٦﴾
覆うものが、スィドラを覆っている時(、使徒*は見たのだ)。¹
لَقَدۡ رَأَىٰ مِنۡ ءَایَـٰتِ رَبِّهِ ٱلۡكُبۡرَىٰۤ ﴿١٨﴾
彼は確かに、彼の主*の最も偉大な御徴の一部¹を、目にしたのである。
أَفَرَءَیۡتُمُ ٱللَّـٰتَ وَٱلۡعُزَّىٰ ﴿١٩﴾
(シルク*の徒よ、)言ってみよ、アッ=ラートとアル=ウッザー¹について、
أَلَكُمُ ٱلذَّكَرُ وَلَهُ ٱلۡأُنثَىٰ ﴿٢١﴾
一体、あなた方には息子があり、かれ(アッラー*)には娘があるというのか?¹
إِنۡ هِیَ إِلَّاۤ أَسۡمَاۤءࣱ سَمَّیۡتُمُوهَاۤ أَنتُمۡ وَءَابَاۤؤُكُم مَّاۤ أَنزَلَ ٱللَّهُ بِهَا مِن سُلۡطَـٰنٍۚ إِن یَتَّبِعُونَ إِلَّا ٱلظَّنَّ وَمَا تَهۡوَى ٱلۡأَنفُسُۖ وَلَقَدۡ جَاۤءَهُم مِّن رَّبِّهِمُ ٱلۡهُدَىٰۤ ﴿٢٣﴾
それらは、あなた方と、あなた方の先祖が名付けた名前¹に過ぎない。アッラー*はそれら(の崇拝*)に、いかなる(正当な)根拠も下されなかったのだ。彼らは憶測と、自分たちが欲するものに従っている外ならない。彼らのもとには、彼らの主*からの導きが、確かに到来したのである。
أَمۡ لِلۡإِنسَـٰنِ مَا تَمَنَّىٰ ﴿٢٤﴾
いや、一体、人間には(それらの偶像から、)望み通りのもの¹があるというのか?
۞ وَكَم مِّن مَّلَكࣲ فِی ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ لَا تُغۡنِی شَفَـٰعَتُهُمۡ شَیۡـًٔا إِلَّا مِنۢ بَعۡدِ أَن یَأۡذَنَ ٱللَّهُ لِمَن یَشَاۤءُ وَیَرۡضَىٰۤ ﴿٢٦﴾
一体、諸天にいるどれだけ多くの天使*の執り成しが、少しも役に立たないことであろうか。アッラー*が、かれがお望みにある者に(執り成しの)許可を授けられ、(執り成しを受ける者に対し、)ご満足する後でなければ。¹
إِنَّ ٱلَّذِینَ لَا یُؤۡمِنُونَ بِٱلۡـَٔاخِرَةِ لَیُسَمُّونَ ٱلۡمَلَـٰۤىِٕكَةَ تَسۡمِیَةَ ٱلۡأُنثَىٰ ﴿٢٧﴾
本当に、来世を信じない者たちこそが、天使たちを女性の名で名付ける¹のである。
وَمَا لَهُم بِهِۦ مِنۡ عِلۡمٍۖ إِن یَتَّبِعُونَ إِلَّا ٱلظَّنَّۖ وَإِنَّ ٱلظَّنَّ لَا یُغۡنِی مِنَ ٱلۡحَقِّ شَیۡـࣰٔا ﴿٢٨﴾
彼らには、それについてわずかばかりの知識もないというのに。彼らは憶測に従っているに外ならない。実に、憶測は真理¹に対して何の役にも立たないのだが。
فَأَعۡرِضۡ عَن مَّن تَوَلَّىٰ عَن ذِكۡرِنَا وَلَمۡ یُرِدۡ إِلَّا ٱلۡحَیَوٰةَ ٱلدُّنۡیَا ﴿٢٩﴾
ならば(使徒*よ)、われら*の教訓(クルアーン*)から背を向け、現世しか欲することがなかった者から、背き去れ¹。
ذَ ٰلِكَ مَبۡلَغُهُم مِّنَ ٱلۡعِلۡمِۚ إِنَّ رَبَّكَ هُوَ أَعۡلَمُ بِمَن ضَلَّ عَن سَبِیلِهِۦ وَهُوَ أَعۡلَمُ بِمَنِ ٱهۡتَدَىٰ ﴿٣٠﴾
それが、彼らの知識の限界¹。本当にあなたの主*こそは、かれの道から迷う者を最もよくご存知のお方であり、かれこそは導かれた者を最もよくご存知なのだから。
وَلِلَّهِ مَا فِی ٱلسَّمَـٰوَ ٰتِ وَمَا فِی ٱلۡأَرۡضِ لِیَجۡزِیَ ٱلَّذِینَ أَسَـٰۤـُٔواْ بِمَا عَمِلُواْ وَیَجۡزِیَ ٱلَّذِینَ أَحۡسَنُواْ بِٱلۡحُسۡنَى ﴿٣١﴾
アッラー*にこそ、諸天にあるものと大地にあるものは属する。かくして、かれは悪い行いだった者たちを彼らが行ったものによって報われ、善を尽くした者¹たちを最善のもの(天国)で報われる。
ٱلَّذِینَ یَجۡتَنِبُونَ كَبَـٰۤىِٕرَ ٱلۡإِثۡمِ وَٱلۡفَوَ ٰحِشَ إِلَّا ٱللَّمَمَۚ إِنَّ رَبَّكَ وَ ٰسِعُ ٱلۡمَغۡفِرَةِۚ هُوَ أَعۡلَمُ بِكُمۡ إِذۡ أَنشَأَكُم مِّنَ ٱلۡأَرۡضِ وَإِذۡ أَنتُمۡ أَجِنَّةࣱ فِی بُطُونِ أُمَّهَـٰتِكُمۡۖ فَلَا تُزَكُّوۤاْ أَنفُسَكُمۡۖ هُوَ أَعۡلَمُ بِمَنِ ٱتَّقَىٰۤ ﴿٣٢﴾
些細なもの¹は別として、罪の内の大きなもの(大罪*)と醜行²を避ける者たちを(、最善のもので報われる)。実にあなたの主*は、赦しの念の深いお方なのだから。かれは、あなた方(の父アーダム*)を大地からお創りになった時、そしてあなた方が自分たちの母親のお腹で胎児だった時(から)、あなた方について最もよくご存知なのだぞ。ならば、自分自身を(罪から)潔白であると主張してはならない。かれは敬虔*である者を、最もよくご存知なのだ。
أَفَرَءَیۡتَ ٱلَّذِی تَوَلَّىٰ ﴿٣٣﴾
(使徒*よ、)言ってみよ、(アッラー*への服従に)背き、¹
أَعِندَهُۥ عِلۡمُ ٱلۡغَیۡبِ فَهُوَ یَرَىٰۤ ﴿٣٥﴾
一体、彼のもとには不可視の世界*の知識があり、彼は(それを)目にしているというのか?¹
أَلَّا تَزِرُ وَازِرَةࣱ وِزۡرَ أُخۡرَىٰ ﴿٣٨﴾
(罪の)重荷を背負う者は、他者(が犯した罪)の重荷まで背負うことがない、ということを(、知らされなかったのか)?
وَأَن لَّیۡسَ لِلۡإِنسَـٰنِ إِلَّا مَا سَعَىٰ ﴿٣٩﴾
また人間には、自分が努力したもの(の報い)しかない、ということを?¹
وَأَنَّ عَلَیۡهِ ٱلنَّشۡأَةَ ٱلۡأُخۡرَىٰ ﴿٤٧﴾
また、かれにこそ(復活の日*)、もう一つの創造¹が委ねられているということを?
وَأَنَّهُۥ هُوَ رَبُّ ٱلشِّعۡرَىٰ ﴿٤٩﴾
また、かれこそはシリウス¹の主*だということを?
وَأَنَّهُۥۤ أَهۡلَكَ عَادًا ٱلۡأُولَىٰ ﴿٥٠﴾
また、かれこそが最初の¹アード*を滅ぼされ、
وَقَوۡمَ نُوحࣲ مِّن قَبۡلُۖ إِنَّهُمۡ كَانُواْ هُمۡ أَظۡلَمَ وَأَطۡغَىٰ ﴿٥٢﴾
(彼ら)以前には、ヌーフ*の民も(滅ぼされた)、ということを?本当に彼らこそは、(それ以後の者たち)より不正*がひどく、より放埓だったのだ。
وَٱلۡمُؤۡتَفِكَةَ أَهۡوَىٰ ﴿٥٣﴾
また、転覆した町々。(アッラー*はそれらをひっくり返し、)墜落させられ、¹
فَغَشَّىٰهَا مَا غَشَّىٰ ﴿٥٤﴾
そして覆うものが、それらを覆った¹。
فَبِأَیِّ ءَالَاۤءِ رَبِّكَ تَتَمَارَىٰ ﴿٥٥﴾
ならば一体、(不信仰な人間よ、)あなたは自分の主*のいずれの恩徳¹について、懐疑しているのか?
هَـٰذَا نَذِیرࣱ مِّنَ ٱلنُّذُرِ ٱلۡأُولَىٰۤ ﴿٥٦﴾
これ¹は、先代の警告者たちの内の警告者なのである。
لَیۡسَ لَهَا مِن دُونِ ٱللَّهِ كَاشِفَةٌ ﴿٥٨﴾
アッラー*をよそに、それ(の到来の時)を明かすもの¹はない。