فَأَمَّا ثَمُودُ فَأُهۡلِكُواْ بِٱلطَّاغِیَةِ ﴿٥﴾
それでサムード*はといえば、甚だしいものによって¹滅ぼされた。
سَخَّرَهَا عَلَیۡهِمۡ سَبۡعَ لَیَالࣲ وَثَمَـٰنِیَةَ أَیَّامٍ حُسُومࣰاۖ فَتَرَى ٱلۡقَوۡمَ فِیهَا صَرۡعَىٰ كَأَنَّهُمۡ أَعۡجَازُ نَخۡلٍ خَاوِیَةࣲ ﴿٧﴾
かれ(アッラー*)はそれ(暴風)で彼らを、七晩と八昼に渡って続けざまに制圧した。あなたはその民がその(暴風の)中で、まるで空洞になったナツメヤシの木の根幹のようになぎ倒されているのを見る。
وَجَاۤءَ فِرۡعَوۡنُ وَمَن قَبۡلَهُۥ وَٱلۡمُؤۡتَفِكَـٰتُ بِٱلۡخَاطِئَةِ ﴿٩﴾
また、フィルアウン*とそれ以前の(不信仰)者*、転覆した町々¹は、罪²を犯した。
فَعَصَوۡاْ رَسُولَ رَبِّهِمۡ فَأَخَذَهُمۡ أَخۡذَةࣰ رَّابِیَةً ﴿١٠﴾
彼らは自分たちの主*の使徒*に逆らった。それで、かれ((アッラー*)は途轍もない罰で彼らを罰した。
إِنَّا لَمَّا طَغَا ٱلۡمَاۤءُ حَمَلۡنَـٰكُمۡ فِی ٱلۡجَارِیَةِ ﴿١١﴾
本当にわれら*は、(洪水で)水が溢れた時、あなた方(の先祖であるヌーフ*と、彼と共にあった者たち)を、走るもの(船)に乗せて運んだ。¹
لِنَجۡعَلَهَا لَكُمۡ تَذۡكِرَةࣰ وَتَعِیَهَاۤ أُذُنࣱ وَ ٰعِیَةࣱ ﴿١٢﴾
(それは、)われら*がそれ¹をあなた方への教訓とし、分別ある耳がそれを分別(し、記憶)するためである。
فَإِذَا نُفِخَ فِی ٱلصُّورِ نَفۡخَةࣱ وَ ٰحِدَةࣱ ﴿١٣﴾
角笛に一吹き、吹き込まれ、¹
وَحُمِلَتِ ٱلۡأَرۡضُ وَٱلۡجِبَالُ فَدُكَّتَا دَكَّةࣰ وَ ٰحِدَةࣰ ﴿١٤﴾
大地と山々が(元の場所から)運ばれ、それらが一撃のもと粉々にされる時、¹
وَٱلۡمَلَكُ عَلَىٰۤ أَرۡجَاۤىِٕهَاۚ وَیَحۡمِلُ عَرۡشَ رَبِّكَ فَوۡقَهُمۡ یَوۡمَىِٕذࣲ ثَمَـٰنِیَةࣱ ﴿١٧﴾
そして天使*は(天の)その方々にあり、八名(の天使*)がその日、あなたの主*の御座¹をその上に担ぐ。²
یَوۡمَىِٕذࣲ تُعۡرَضُونَ لَا تَخۡفَىٰ مِنكُمۡ خَافِیَةࣱ ﴿١٨﴾
(人々よ、)その日、あなた方は(清算と報いへと)差し出されるのだ。あなた方のいかなる秘め事も、(アッラー*から)隠しおおせはしない。
فَأَمَّا مَنۡ أُوتِیَ كِتَـٰبَهُۥ بِیَمِینِهِۦ فَیَقُولُ هَاۤؤُمُ ٱقۡرَءُواْ كِتَـٰبِیَهۡ ﴿١٩﴾
自分の(行いの)帳簿を右手に渡された者はといえば、(嬉々として、こう)言う。「お取り下さい、我が帳簿をお読み下さい。¹
كُلُواْ وَٱشۡرَبُواْ هَنِیۤـَٔۢا بِمَاۤ أَسۡلَفۡتُمۡ فِی ٱلۡأَیَّامِ ٱلۡخَالِیَةِ ﴿٢٤﴾
(彼らには、こう言われる。)「過ぎ去った(現世での)日々において、あなた方が既に行った(正しい)ことゆえ、おいしく食べ、飲むがよい」。
وَأَمَّا مَنۡ أُوتِیَ كِتَـٰبَهُۥ بِشِمَالِهِۦ فَیَقُولُ یَـٰلَیۡتَنِی لَمۡ أُوتَ كِتَـٰبِیَهۡ ﴿٢٥﴾
そして、自分の(行いの)帳簿を左手に渡された者¹はといえば、(悔しがって、こう)言う。「我が帳簿など渡されることがなかったら、よかったのに。
یَـٰلَیۡتَهَا كَانَتِ ٱلۡقَاضِیَةَ ﴿٢٧﴾
あれが終結であれば、よかったのに。¹
هَلَكَ عَنِّی سُلۡطَـٰنِیَهۡ ﴿٢٩﴾
(言い訳に出来る)我が根拠¹は、私から消え失せてしまったのだ」。
ثُمَّ فِی سِلۡسِلَةࣲ ذَرۡعُهَا سَبۡعُونَ ذِرَاعࣰا فَٱسۡلُكُوهُ ﴿٣٢﴾
それから、七十腕尺¹の長さの鎖の中に、彼を巻き入れよ。
وَلَا طَعَامٌ إِلَّا مِنۡ غِسۡلِینࣲ ﴿٣٦﴾
(地獄の徒の体から出る)膿¹ぐらいしか、食べ物もない。
وَلَا بِقَوۡلِ كَاهِنࣲۚ قَلِیلࣰا مَّا تَذَكَّرُونَ ﴿٤٢﴾
また、占い師¹の言葉でもない。あなた方が教訓を受けることの、少ないことよ。
وَلَوۡ تَقَوَّلَ عَلَیۡنَا بَعۡضَ ٱلۡأَقَاوِیلِ ﴿٤٤﴾
もし、彼(ムハンマド*)がわれら*に対し、いくらかでも(われら*が言っていない)言葉を捏造したのであれば、
وَإِنَّا لَنَعۡلَمُ أَنَّ مِنكُم مُّكَذِّبِینَ ﴿٤٩﴾
そして実にわれら*は、あなた方の内に(それを)噓呼ばわりする者たちがいることを、まさしく知っている。
وَإِنَّهُۥ لَحَسۡرَةٌ عَلَى ٱلۡكَـٰفِرِینَ ﴿٥٠﴾
また、本当にそれは、まさに不信仰者*たちへの悲痛¹である。