سَأَلَ سَاۤىِٕلُۢ بِعَذَابࣲ وَاقِعࣲ ﴿١﴾
請う者が、(自分と自分の民に、復活の日*に)起こるべき懲罰(が下されること)を請うた。¹
مِّنَ ٱللَّهِ ذِی ٱلۡمَعَارِجِ ﴿٣﴾
階段の主¹であられるアッラー*から(、それを防いでくれる者など)。
تَعۡرُجُ ٱلۡمَلَـٰۤىِٕكَةُ وَٱلرُّوحُ إِلَیۡهِ فِی یَوۡمࣲ كَانَ مِقۡدَارُهُۥ خَمۡسِینَ أَلۡفَ سَنَةࣲ ﴿٤﴾
天使*たちと魂¹は、その長さが五万年もの日、かれの御許へと昇っていく²。
وَتَكُونُ ٱلۡجِبَالُ كَٱلۡعِهۡنِ ﴿٩﴾
また山々が、(解されて散り散りになった、)染められた羊毛のようになる日。¹
وَلَا یَسۡـَٔلُ حَمِیمٌ حَمِیمࣰا ﴿١٠﴾
近しい者が、近いしい者について尋ねることもない。¹
یُبَصَّرُونَهُمۡۚ یَوَدُّ ٱلۡمُجۡرِمُ لَوۡ یَفۡتَدِی مِنۡ عَذَابِ یَوۡمِىِٕذِۭ بِبَنِیهِ ﴿١١﴾
彼らには、彼ら¹が見える。(不信仰だった)罪悪者は、自分の子供たちで、その日の懲罰を償えば、と望む。
وَمَن فِی ٱلۡأَرۡضِ جَمِیعࣰا ثُمَّ یُنجِیهِ ﴿١٤﴾
そして地上の全ての者(によって自らの懲罰を償うこと)で、(その代償が)自分を救ってくれることを(望む)。
نَزَّاعَةࣰ لِّلشَّوَىٰ ﴿١٦﴾
(それは、)身体の各部¹をもぎ取る。
إِلَّا ٱلۡمُصَلِّینَ ﴿٢٢﴾
但し、礼拝する者たちは別だが。¹
وَٱلَّذِینَ فِیۤ أَمۡوَ ٰلِهِمۡ حَقࣱّ مَّعۡلُومࣱ ﴿٢٤﴾
また、自らの財産の内に、(施しのための)一定の権利¹がある者たち、
لِّلسَّاۤىِٕلِ وَٱلۡمَحۡرُومِ ﴿٢٥﴾
(人々に施しを)要求する者にも、(それを)禁じられた者¹に対しても。
وَٱلَّذِینَ هُمۡ لِفُرُوجِهِمۡ حَـٰفِظُونَ ﴿٢٩﴾
また、自らの陰部を(禁じられた物事¹から)守る者たち。
إِلَّا عَلَىٰۤ أَزۡوَ ٰجِهِمۡ أَوۡ مَا مَلَكَتۡ أَیۡمَـٰنُهُمۡ فَإِنَّهُمۡ غَیۡرُ مَلُومِینَ ﴿٣٠﴾
但し、自分の妻たち、あるいは自分の右手が所有するもの(奴隷*女性)は別で、本当に彼ら(合法な物事だけを行う者たち)は咎められ者などではない。
فَمَنِ ٱبۡتَغَىٰ وَرَاۤءَ ذَ ٰلِكَ فَأُوْلَـٰۤىِٕكَ هُمُ ٱلۡعَادُونَ ﴿٣١﴾
誰であろうとそれ以上を欲する者、それらの者たちこそは(アッラー*の法の)違反者なのだ。
وَٱلَّذِینَ هُمۡ لِأَمَـٰنَـٰتِهِمۡ وَعَهۡدِهِمۡ رَ ٰعُونَ ﴿٣٢﴾
また、自らの信託と契約を厳守する¹者たち。
فَمَالِ ٱلَّذِینَ كَفَرُواْ قِبَلَكَ مُهۡطِعِینَ ﴿٣٦﴾
(使徒*よ、)不信仰に陥った者*たちが、あなたに、向かってあたふたとやって来るのは、どうしたことか?¹
أَیَطۡمَعُ كُلُّ ٱمۡرِئࣲ مِّنۡهُمۡ أَن یُدۡخَلَ جَنَّةَ نَعِیمࣲ ﴿٣٨﴾
一体、彼ら(不信仰者*たち)の内のいずれの者も、安寧の楽園に入られることを所望しているというのか?¹
كَلَّاۤۖ إِنَّا خَلَقۡنَـٰهُم مِّمَّا یَعۡلَمُونَ ﴿٣٩﴾
断じて(、そんなことは絶対にあり得)ない!本当にわれら*は彼らが知っているもの¹から、彼らを創ったのだから。
فَلَاۤ أُقۡسِمُ بِرَبِّ ٱلۡمَشَـٰرِقِ وَٱلۡمَغَـٰرِبِ إِنَّا لَقَـٰدِرُونَ ﴿٤٠﴾
われはまさに、いくつもの東と、いくつもの西¹において誓う²。本当にわれら*はまさしく、可能な者なのである、
عَلَىٰۤ أَن نُّبَدِّلَ خَیۡرࣰا مِّنۡهُمۡ وَمَا نَحۡنُ بِمَسۡبُوقِینَ ﴿٤١﴾
彼らよりも(アッラー*に服従する)善い者たちを、(彼らの)代わりとすることが。そしてわれらは、出し抜かれる者などではない。
فَذَرۡهُمۡ یَخُوضُواْ وَیَلۡعَبُواْ حَتَّىٰ یُلَـٰقُواْ یَوۡمَهُمُ ٱلَّذِی یُوعَدُونَ ﴿٤٢﴾
ならば(使徒*よ)、彼らを放っておけ。彼らは、自分たちが(懲罰¹を)約束されている日に遭遇するまで、(虚妄の中に)のめり込み、(宗教において)戯れるであろう。
یَوۡمَ یَخۡرُجُونَ مِنَ ٱلۡأَجۡدَاثِ سِرَاعࣰا كَأَنَّهُمۡ إِلَىٰ نُصُبࣲ یُوفِضُونَ ﴿٤٣﴾
まるで(アッラー*を差しおいて崇めるために)立てられたもの¹へと急ぐように、彼らが墓場から慌てて出て来る日に(遭遇するまで)。